SQL Server
SQL Server 共通関数 SQLServer charindex ( <文字列 1> , <文字列 2> [ , <開始位置> ]  ) <文字列 2> 内で <文字列 1> が最初に現れる位置を検索し、整数を返します。<開始位置> は、<文字列 2> における <文字列 1> の検索を開始する文字の位置です。「開始位置」が負の値、ゼロ、または指定されない場合は、「文字列 2」の先頭から検索が開始されます。 concat ( <文字列 1> , <文字列 2> ) 「文字列 1」と「文字列 2」を連結 (結合) した文字列を返します。 例: concat ( [販売 (クエリー)].[販売員].[名], [販売 (クエリー)].[販売員].[姓] ) 結果: 姓名を返します (例:Bob Smith)。 {current_user} { current_user } 現在のユーザーの名前を返します。 datalength ( <文字列> ) 「文字列」の長さをバイト単位で返します。 dateadd ( { <日時要素> } , <整数> , <日付> ) 「日付要素」(日、月、年) で指定された単位の「整数」を「日付」に加算した結果の日付を返します。 datediff ( {<日付要素>} , <日付 1> , <日付 2> ) 「日付 1」と「日付 2」の間の差を、「日付要素」(日、月、年) で指定された単位で返します。 例: datediff ( {yy} , 1984-01-01 , 1997-01-01 ) 結果: 13 datename ( ' { ' <日付要素> ' } ' , <日付> ) <日付> から <日付要素> を ASCII 文字列で返します。<日付> には、日時、短精度日時、日付、または時刻の値を指定できます。「日付要素」は、日付要素を表すキーワードまたは Microsoft® SQL Server で認識されるその短縮形で、波括弧で囲まれている必要があります。 例: datename ( {mm} , 2000-01-01 ) 結果:1 月 datepart ( ' { ' <日付要素> ' } ' , <日付> ) <日付> の一部 (月など) を整数として返します。<日付> には、日時、短精度日時、日付、または時刻の値を指定できます。「日付要素」は、日付要素を表すキーワードまたは Microsoft® SQL Server で認識されるその短縮形で、波括弧で囲まれている必要があります。 例: datepart ( {wk} , 2000-01-01 ) 結果:1 (年の最初の週) day ( <日付> ) <日付> から日の部分を返します。extract (day from「日付」) と同じ処理です。 difference ( <文字列 1> , <文字列 2> ) <文字列 1> と <文字列 2> に対し、データ・ソースに固有の soundex 関数から返された値の差を示す整数値を返します。返される値の範囲は 0~4 になり、'4' は一致度が最も高いことを示します。ただし、'4' は文字列が完全に一致することを示すものではありません。 例: difference ([販売目標 (クエリー)].[販売員].[名],[販売 (クエリー)].[小売業者].[連絡先名]) 結果: 0 例: difference ([販売目標 (クエリー)].[販売員].[名],[販売目標 (クエリー)].[販売員].[名]) 結果: 4 getdate () データベース・ソフトウェアを実行しているコンピューターの現在の日時を表す、日時の値を返します。 isnull ( 式 , 式 ) Null でない最初の引数を返します。引数が両方とも Null の場合は、Null が返されます。代わりに、SQL 標準 COALESCE 関数を使用することをお勧めします。 例: isnull ( [販売 (クエリー)].[販売の実状].[販売数量] , 0 ) 結果: NULL でない場合は、販売数量を返します。NULL の場合は、0 を返します。 left ( <文字列> , <整数> ) 「文字列」の文字を左側から「整数」文字返します。 例: left ( [販売 (クエリー)].[販売員].[姓] , 3 ) 結果: 各姓の最初の 3 文字を返します。 ltrim ( <文字列> ) 先頭に付いたスペースをすべて削除して「文字列」を返します。 month ( <日付> ) <日付> から月の部分を返します。extract (month from「日付」) と同じ処理です。 patindex ( <文字列 1> , <文字列 2> ) <文字列 2> における <文字列 1> の最初の開始位置を示す整数を返します。<文字列 1> が見つからない場合は、0 が返されます。最初の文字または最後の文字を検索する場合を除き、% ワイルドカード文字を「文字列 1」の前後につける必要があります。 例: patindex ( '%po%', 'Report' ) 結果: 3 replace ( <文字列 1> , <文字列 2> , <文字列 3> ) 「文字列 1」に含まれるすべての「文字列 2」を「文字列 3」に置き換えます。 replicate ( <文字列> , <整数> ) 「文字列」を「整数」回繰り返した文字列を返します。 reverse ( <文字列> ) 「文字列」の順序を逆にして返します。 rtrim ( <文字列> ) 末尾に付いたスペースをすべて削除して「文字列」を返します。 例: rtrim ( [販売 (クエリー)].[販売員].[姓] ) 結果: 末尾のスペースをすべて削除して姓を返します。 sign ( <数値> ) 「数値」の符号を示す値を返します。「数値」が正の値の場合は +1、ゼロの場合は 0、負の値の場合は -1 を返します。 space ( <整数> ) 「整数」個のスペースで構成される文字列を返します。 str ( <数値> [ , <整数 1> [ , <整数 2> ] ] ) 「数値」の文字列による表現を返します。「整数 1」は返される文字列の長さ、「整数 2」は小数点以下の桁数です。 stuff ( <文字列 1> , <整数 1> , <整数 2> , <文字列 2> ) <文字列 1> の <整数 1> を開始位置として <整数 2> 文字を削除し、その位置に <文字列 2> を挿入した文字列を返します。文字列の最初の文字の位置が 1 になります。 year ( <日付> ) <日付> から年の部分を返します。extract (year from「日付」) と同じ処理です。 ascii ( <文字列> ) 「文字列」の一番左側の文字を表す ascii コードの数字を返します。 例: ascii ( 'A' ) 結果: 65 char ( <整数> ) <整数> で指定された ASCII コード値を持つ文字を返します。"<整数>" には 0~255 の値を指定します。 例: char ( 65 ) 結果:A right ( <文字列> , <整数> ) 「文字列」の文字を右側から「整数」文字返します。 round ( <数値> , <整数> ) <数値> を小数点から右に <整数> 桁の位置で四捨五入した値を返します。四捨五入は、データの書式設定が適用される前に行われます。 例: round (125, -1) 結果: 130 soundex ( <文字列> ) 「文字列」の単語の読みを示す 4 文字の文字列を返します。
SQL Server データ型変換関数 cast_float ( <式> ) 「式」の値を float 型に変換して返します。 cast_real ( <式> ) "<式>" の値を real 型に変換して返します。 cast_smallint ( <式> ) "<式>" の値を small integer 型に変換して返します。 cast_integer ( <式> ) 「式」の値を integer 型に変換して返します。 例: integer ( 84.95 ) 結果: 85 cast_timestamp ( <式> ) "<式>" の値を datetime 型に変換して返します。 cast_char ( <式> ) <式> の値を character 型に変換して返します。返される文字は最高 30 文字までです。 cast_varchar ( <式> ) <式> の値を可変長文字に変換して返します。
SQL Server 数学関数 log ( <数値> ) 「数値」の自然対数を返します。 log10 ( <数値> ) 「数値」の 10 を底とした対数を返します。 pi () π の定数値を浮動小数点の値として返します。 rand ( <整数> ) 「整数」をシード値として使用して、ランダムな数を生成します。
SQL Server 三角関数 acos ( <数値> ) <数値> の逆余弦をラジアンで返します。逆余弦とは、余弦が「数値」になる角度です。 asin ( <数値> ) <数値> の逆正弦をラジアンで返します。逆正弦は、正弦が「数値」になる角度です。 atan ( <数値> ) <数値> の逆正接をラジアンで返します。逆正接は、正接が「数値」になる角度です。 atn2 ( <数値 1>, <数値 2> ) <数値 1> と <数値 2> でそれぞれ指定された X 座標と Y 座標の逆正接をラジアンで返します。逆正接は、正接が「数値 1」になる角度です。 cos ( <数値> ) 「数値」の余弦を返します。「数値」はラジアンによる角度です。 cot ( <数値> ) 「数値」の余接を返します。「数値」はラジアンによる角度です。 degrees ( <数値> ) ラジアンによる「数値」を度に変換して返します。 radians ( <数値> ) 度による「数値」をラジアンに変換して返します。 sin ( <数値> ) 「数値」の正弦を返します。「数値」はラジアンによる角度です。 tan ( <数値> ) 「数値」の正接を返します。「数値」はラジアンによる角度です。