データ型変換関数 date2string ( <日付> ) 日付を YYYY-MM-DD という形式の文字列型に変換して返します。 time2string ( <時刻> ) 時刻を HH:MM:SS.FFF という形式の文字列型に変換して返します。 timeTZ2string ( <タイム・ゾーン付き時刻> ) タイムゾーン付きの時刻を HH:MM:SS.FFF +HHMM または HH:MM:SS.FFFFFFF -HHMM という形式の文字列型に変換して返します。たとえば、-05:30 は GMT よりも 5 時間 30 分前のタイムゾーンを意味します。 timestamp2string ( <タイム・スタンプ> ) タイム・スタンプを YYYY-MM-DD HH:MM:SS.FFFFFFF という形式の文字列型に変換して返します。 timestampTZ2string ( <タイム・ゾーン付きタイム・スタンプ> ) タイムゾーン付きのタイム・スタンプを YYYY-MM-DD HH:MM:SS.FFFFFFF +HHMM または YYYY-MM-DD HH:MM:SS.FFF -HHMM という形式の文字列型に変換して返します。 DTinterval2string ( <日時間隔> ) 日時の間隔を DDDD HH:MM:SS.FFFFFFF または -DDDD HH:MM:SS.FFF という形式の文字列型に変換して返します。 DTinterval2stringAsTime ( <日時間隔> ) 日時の間隔を HHHH:MM:SS.FFFFFFF または HH:MM:SS.FFF という形式の文字列型に変換して返します。日数は時間数に変換されます。 int2DTinterval ( <整数> , <文字列> ) 整数を日時の間隔に変換します。「文字列」で、「整数」の単位を指定します:"ns" = ナノ秒、"s" = 秒 (デフォルト)、"m" = 分、"h" = 時間、"d" = 日。 例: int2DTinterval (1020, "h") 結果:42 日 12 時間 例: int2DTinterval (1020, "s") 結果:17 分 mapNumberToLetter ( <文字列> , <整数> ) 「整数」を「文字列」に追加します。 例: mapNumberToLetter ( 'a' , 1 ) 結果:b nullif ( <文字列 1> , <文字列 2> ) 「文字列 1」と「文字列 2」が等しい場合は Null を、等しくない場合は「文字列 1」を返します。大文字と小文字は区別されません。 mod ( <整数 1> , <整数 2> ) 「整数 1」/「整数 2」の余り (モジュロ) を示す整数値を返します。 power ( <数値 1> , <数値 2> ) 「数値 1」を「数値 2」乗した値を返します。 例: power ( 3 , 2 ) 結果: 9 int2YMinterval ( <整数> , <文字列> ) <整数> を年月の間隔に変換します。「文字列」で、「整数」の単位を指定します:"y" = 年、"m" = 月 (デフォルト)。 YMinterval2string ( <年月間隔> ) 「年月間隔」を (YY MM) または -(YY MM) という形式の文字列型に変換して返します。 number2string ( <数値> ) %g 形式指定子 (C/C++ 構文) を使用して「数値」を文字列に変換します。 string2date ( <文字列> ) 「文字列」を YYYY-MM-DD という形式の日付型に変換して返します。 「文字列」を [-]YY MM という形式の、年月の間隔のデータ・タイプに変換して返します。 string2YMinterval ( <文字列> ) 「文字列」を、[-]DD HH:MM[:SS[.FFF]] という形式の日時間隔のデータ・タイプに変換して返します。 string2DTinterval ( <文字列> ) string2time ( <文字列> ) 「文字列」を HH:MM:SS.FFFFFFF という形式の時刻型に変換して返します。 string2timestamp ( <文字列> ) 「文字列」を YYYY-MM-DD [T|t|[スペース]+] HH:MM:SS.FFFFFFF という形式のタイム・スタンプ型に変換して返します。 string2timestampTZ ( <文字列> ) 「文字列」を YYYY-MM-DD HH:MM:SS.FFFFFFF +HHMM または YYYY-MM-DD [T|t] HH:MM:SS.FFF -HHMM の形式で返します。 string2double ( <文字列> ) 浮動小数点の数値を返します。<文字列> は次の形式をとります: "[空白] [符号] [数字] [数字] [ {d|D|e|E }[符号] 数字]" string2int64 ( <文字列> ) 倍精度整数を返します。"<文字列>" は次の形式をとります: "[空白] [{+|-}] [数字]" string2int32 ( <文字列> ) 整数を返します。"<文字列>" は次の形式をとります: "[空白] [{+|-}] [数字]" date2timestamp ( <日付> ) <日付> をタイム・スタンプに変換します。タイム・スタンプの時刻の部分はゼロになります。 timestamp2date ( <タイム・スタンプ> ) <タイム・スタンプ> を日付に変換します。タイム・スタンプの時刻の部分は無視されます。 timestamp2timestampTZ ( <タイム・スタンプ> ) <タイム・スタンプ> をタイム・ゾーン付きタイム・スタンプに変換します。タイムゾーン付きタイム・スタンプのタイムゾーン部分はゼロになります。 timestampTZ2timestamp ( <タイム・ゾーン付きタイム・スタンプ> ) <タイム・ゾーン付きタイム・スタンプ> をタイム・スタンプに変換します。タイムゾーン付きタイム・スタンプのタイムゾーン部分は無視されます。 date2timestampTZ ( <日付> ) <日付> をタイム・ゾーン付きタイム・スタンプに変換します。タイム・スタンプの時刻とタイムゾーンの部分はゼロになます。 timestampTZ2date ( <タイム・ゾーン付きタイム・スタンプ> ) <タイム・ゾーン付きタイム・スタンプ> を日付に変換します。タイム・スタンプの時刻とタイムゾーンの部分は無視されます。 _add_days ( <タイム・スタンプ> , <整数> ) 「タイム・スタンプ」に「整数」日数を加算した結果を、日時で返します。 例: _add_days ( 2007-01-14 00:00:00.000 , 3 ) 結果:2007-01-17 00:00:00.000 _add_months ( <タイム・スタンプ> , <整数> ) 「タイム・スタンプ」に「整数」月数を加算した結果を、日時で返します。 _add_years ( <タイム・スタンプ> , <整数> ) 「タイム・スタンプ」に「整数」年数を加算した結果を、日時で返します。 _age ( <タイム・スタンプ> ) 今日の日付から「タイム・スタンプ」を引いた数を返します。 例: _age ([クエリー 1].[日付]) で、[クエリー 1].[日付] が 2004 年 3 月 2 日、今日が 2009 年 7 月 8 日だとします。 結果:50,406。5 は年数、04 は月数、06 は日数です。 _day_of_week ( <タイム・スタンプ> , <整数> ) <タイム・スタンプ> の曜日を 1 から 7 の整数で返します。<整数> は、どの曜日が 1 かを指定します。<整数> を決定するには、曜日を選んで月曜日から何日目かをカウントします。例えば、水曜日を選択した場合、水曜日は月曜日から 3 日目であるため、<整数> は 3 になります。 例: _day_of_week ( 2009-01-01 , 7 )。7 は、日曜日が最初の曜日であることを意味します。 結果: 5 _day_of_year ( <タイム・スタンプ> ) <タイム・スタンプ> がその年の何日目にあたるかを示す序数を 1 から 366 の範囲で返します。この値は、ユリウス日 (Julian Day) ともいいます (注: ユリウス通日 - Julian Day numbers - とは違います)。 _days_between ( <タイム・スタンプ 1> , <タイム・スタンプ 2> ) <タイム・スタンプ 1> と <タイム・スタンプ 2> の間の日数を、正または負の数で返します。"<タイム・スタンプ 1>" が "<タイム・スタンプ 2>" よりも前の日付である場合、結果は負の値になります。 _days_to_end_of_month ( <タイム・スタンプ> ) 「タイム・スタンプ」の日からその月の末日までの日数を表す数値を返します。 _first_of_month ( <タイム・スタンプ> ) 「タイム・スタンプ」の月の最初の日を日時で返します。 例: _first_of_month ( 2009-05-04 00:00:00.000 ) 結果:2009-05-01 00:00:00.000 を返します。 例: _first_of_month (<現在の日付>) 結果: 現在の日付が 2009 年 7 月 30 日の場合、2009 年 7 月 1 日を返します。 _last_of_month ( <タイム・スタンプ> ) 「タイム・スタンプ」の月の最後の日を日時で返します。 _make_timestamp ( <整数 1> , <整数 2> , <整数 3> ) 引数からタイム・スタンプを作成して返します。<整数 1> は年、<整数 2> は月、<整数 3> は日となります。時刻の部分はデフォルトの 00:00:00.000 になります。 _months_between ( <タイム・スタンプ 1> , <タイム・スタンプ 2> ) <タイム・スタンプ 1> と <タイム・スタンプ 2> の間の月数を、正または負の数で返します。"<タイム・スタンプ 1>" が "<タイム・スタンプ 2>" よりも前の日付である場合、結果は負の値になります。 _week_of_year ( <タイム・スタンプ> ) <タイム・スタンプ> の年の、年始からの週番号 (1 から 53) を返します。ISO 8601 によれば、週 1 とは、その年の最初の木曜日が含まれる週、あるいは 1 月 4 日が含まれる週を指します。週の初日は月曜日 (1 日目)、最終日は日曜日 (7 日目) です。 _years_between ( <タイム・スタンプ 1> , <タイム・スタンプ 2> ) <タイム・スタンプ 1> と <タイム・スタンプ 2> の間の年数を、正または負の整数で返します。"<タイム・スタンプ 1>" が "<タイム・スタンプ 2>" よりも前の日付である場合、結果は負の値になります。 _ymdint_between ( <タイム・スタンプ 1> , <タイム・スタンプ 2> ) <タイム・スタンプ 1> と <タイム・スタンプ 2> の差を表す数を返します。この値の書式は YYMMDD です。YY は年数、MM は月数、DD は日数を表します。 例: _ymdint_between( [クエリー 1].[日 (完了日)] , [クエリー 1].[日 (発送日) ]) で、[クエリー 1].[日 (完了日)] が 2004 年 2 月 20 日、[クエリー 1].[日 (発送日)] が 2004 年 1 月 19 日だとします。 結果:101。1 は月数、01 は日数です。 abs ( 数値 ) <数値> の絶対値を返します。「数値」が負の値の場合は、正の値が返されます。 ceiling ( <数値> ) 「数値」以上で最小の整数を返します。 exp ( <数値> ) 定数 'e' を <数値> 乗した値を返します。定数 e は自然対数の底です。 例: exp ( 2 ) 結果: 7.389056 floor ( <数値> ) 「数値」以下で、最大の整数を返します。 ln ( <数値> ) 「数値」の自然対数を返します。 round ( <数値> , <整数> ) <数値> を小数点から右に有効桁数 <整数> 桁の位置で四捨五入した値を返します。<整数> が負の値の場合は、<数値> は小数点から左に向かって <整数> の絶対値の有効桁数で四捨五入を行います。四捨五入は、データの書式設定が適用される前に行われます。 例: round (125, -1) 結果: 130 sqrt ( <数値> ) <数値> の平方根を返します。「数値」に負の値を指定することはできません。 character_length ( <文字列> ) 「文字列」の文字数を返します。 extract ( <日付要素> , <日時> ) <日時> の <日付要素> の値を示す整数を返します。「日付要素」は year (年)、month (月)、day (日)、hour (時間)、minute (分)、second (秒) のいずれかです。 例: extract ( 'year' ,string2timestamp( '2003-03-03 16:40:15.535' )) 結果: 2003 例: extract ( 'hour' ,string2timestamp( '2003-03-03 16:40:15.535' )) 結果: 16 lower ( <文字列> ) <文字列> のすべての大文字を小文字にして返します。この関数は、"GO データ・ウェアハウス (クエリー)"パッケージの"販売実績バースト・レポート"サンプル・レポートで使用されています。 octet_length ( <文字列> ) 「文字列」のバイト数を返します。 position ( <文字列 1> , <文字列 2> ) <文字列 2> における <文字列 1> の開始位置を示す整数値を返します。「文字列 1」が見つからない場合は、0 が返されます。 substring ( <文字列> , <整数 1> , <整数 2> ) <整数 1> の位置で始まり、文字数が <整数 2> の <文字列> の部分文字列を返します。<整数 2> が -1 の場合は、<文字列> の最後の文字までが返されます。「文字列」の最初の文字の位置が 1 になります。 substring ( [販売 (分析)].[販売員].[販売員].[販売員].[職位コード], 3 , 5 ) 結果:"職位コード"の 3 文字目から 7 文字目までを返します。 trim ( <先頭/末尾> , <対象文字> , <文字列> ) <文字列> から先頭や末尾のスペース、あるいは <対象文字> で指定された文字を削除して返します。<先頭/末尾> には、"leading"、"trailing"、または "both"(デフォルト) のいずれかを指定します。「対象文字」には、スペースを削除する場合は空の文字列を、そうでない場合は削除する文字列を指定できます。 upper ( <文字列> ) 「文字列」のすべての小文字を大文字にして返します。 status ( 式 ) 「式」のステータスを返します。考えられる値: 0 - OK、1 - ヌル、2 - 使用不可、4 - ゼロ除算、8 - オーバーフロー、16 - セキュリティー、32 - エラー、64 - 新規、 128 - サンプル、256 - 保留。